何故かB450 Steel LegendでPCIe 4.0 SSDが正常に動作する件(Seq Read 5,000MB/s!)

Rysen5 3600&B450 Steel Legend

自作PC界隈のRyzen祭りに便乗して私もRyzen5 3600を買いました。バックグラウンドで動作するソフトが増えてきてCore i5 3570Kには限界を感じていたため、ちょうどいいタイミングでした。

CPUの性能についてはネット各所でベンチマークの数値が公開されているのでそちらに譲るとして、B450マザーボードでなぜかPCIe 4.0のSSDが正常に動作してしまうという情報を見かけたので実際に試してみました。

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今回購入したPCパーツ

今回購入したパーツはこちら。

種類 型番 価格
M/B ASRock B450 Steel Legend 11,871円
CPU AMD Ryzen5 3600 26,160円
メモリ CFD W4U3200CM-8G 9,871円
SSD CFD CSSD-M2B1TPG3VNF 29,980円
合計 77,882円

幸運だったのは、d払いの20%ポイント還元キャンペーン(7月中)とイオンカードの20%キャッシュバックキャンペーン(7/24~7/31)が重なったこと。d払いを利用することができる店舗の場合、d払いとイオンカード併用でトータル40%のキャッシュバックを受けられるという千載一遇のチャンスでした(ただし未確定)。

マザーボードとSSDはd払い対応店舗のNTT-Xで購入したので40%キャッシュバック、その他はイオンカードの20%のみキャッシュバック。合計すると23,946円分のキャッシュバックが得られるという計算。マジでありがたいですね。

それとマザーボードがRyzen 3000番台に対応済(BIOS2.3)だったのも良かった。BIOS更新用のCPUを買うつもりでいたので6,000円ほどお金が浮きました。

B450マザボはPCIe4.0非対応のはずだが…

B450マザーボードでPCIe4.0 SSDが正常に動作してしまうという情報はこの記事で知りました。

B450マザーで非対応のはずのPCIe 4.0を認識! 各社のマザーでSSDの速度をチェック (1/2)
第3世代RyzenとX470/B450マザーを組み合わせた際に、M.2やPCIeが、Gen 4の速度で動作するという、気になる話がネットに出現した。

PCIe4.0ってX570の特権じゃなかったの?メカニズムは全く分からないのですが、安価なB450マザーボードでPCIe4.0の速度を出せるというのならすごい。

何の問題も無くPCIe4.0の速度が出ました&ベンチマーク

結論から言うと何の問題も無くPCIe4.0として機能しました。BIOSの設定をイジることなく、ただマザボに取り付けただけ。こんなに簡単でいいんですか?CrystalDiskMarkでの計測結果を記録しておきます。

CrystalDiskMarkでの計測結果(BIOSバージョン2.3)

BIOSバージョン2.3の場合の速度

組み立ててすぐに計測した結果がこちら。なんと、シーケンシャルリード4,985MB/s!シーケンシャルライト4,276MB/s!メーカー公称の速度に近い数値が出ています。これもうX570を買う意味ないじゃん…(暴言)

シーケンシャルだけじゃなくてランダムアクセスも速い!これまで使っていたSSD(7年前に購入)の速度はコレですからね。ここまで差が出るのか…。

BIOSのバージョンを2.6にアップデートすると…

BIOSバージョン2.6の場合の速度

PCIe4.0が機能しなくなるリスクがありましたが、メモリの安定性が向上したということでBIOSのバージョンを2.3から2.6にアップデート。ところが、SSDの速度を再度計測してみるとこのような結果に…。

4KiB Q32T1の落ち込みを見るとこれは誤差レベルではないですよね?理由はよく分からないけどバージョン2.3の速度は出なくなりました。次のバージョンでどうなるかも分からないし、今後のBIOS更新にあたっては十分な情報収集が必要になりそうです。

CSSD-M2B1TPG3VNFのファームウェアを11.0から11.1にアップデートすると…

BIOSバージョン2.6・SSDファームウェア11.1の場合

SSDの新しいファームウェア(更新内容:一部メーカー製M/Bでの動作安定化)が公開されていたので、11.0から11.1にアップデートしてみました。単なる計測誤差のようにも思えますが、速度は若干向上しました。

気になるのはPCIe4.0 SSDの発熱

CSSD-M2B1TPG3VNFの製品紹介ページには、発熱について注意を促す資料が掲載されていました。

PG3VNFシリーズに、市販のPCIe Gen.3世代 M.2 SSD向けのヒートシンクを取り付けた場合のベンチマーク結果です。
室温が低い場合は特に問題ありませんが、室温が上がるにつれ、サーマルスロットリングによる速度低下が見られました。
室温が40℃以下であっても、大容量データや長時間のアクセスによって断続的にサーマルスロットリングが発生し、パフォーマンスが低下する場合があります。
PCIe Gen.3世代向けのヒートシンクは放熱面積が狭く、PCIe Gen.4世代のM.2 SSDの冷却には向きません。
PCIe Gen.4世代 M.2 SSDに対応したヒートシンクをお使いください。(PCIe Gen.4世代 M.2 SSDに対応しているM/Bには付属していることも多いです)

PG3VNFシリーズ 動作検証 (PDF)

B450 Steel Legend付属のヒートシンクで充分に冷却できるか不安でしたが、私の環境では特段問題なさそうです。トータル60GB程度のiTunesライブラリの書き込みを行ったりATTO Disk Benchmarkを動かしても50℃を越えることはありませんでした(室温28~29℃)。

ATTO Disk Benchmarkの計測結果

ピーク時の温度

PCIe4.0のSSDは高いが検討の余地アリ

PCIe4.0のSSDはまだまだ高いとはいえ、安価なB450マザーボードでこの速度を実現することができるというのは魅力的。CPUだけでなく新型SSDもあわせて検討する価値はありそうです。

追記:BIOSバージョン2.63BからPCIe4.0無効化…

7/31に公開されたB450 Steel LegendのBIOSバージョン2.63BではPCIe4.0が機能しなかったとのこと。他のマザーボードについては不明ですが、AGESA 1.0.0.3ABBに対応したBIOSだと機能しないらしいです。

メモリの動作安定性が向上したとはいえ、ランダムアクセス速度が低下しているのがキツい…。当面、私はBIOSバージョン2.6のまま使うことにします。

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