ベンチプレスはマインドフルネス瞑想だった

最近の私の生活は、正直言ってかなり偏っています。
ベンチプレスと、たまに飲む酒。

もともとはルネサンス(スポーツクラブ)に通っていたのですが、そこでのベンチプレスにはまり過ぎた結果、ついに自宅に器具を一式そろえてしまいました。

最初は「週に数回、軽い健康維持のつもりで始めよう」くらいに考えていたはずが、気づけば自宅でほぼ毎日バーベルを挙げるだけの生活を送っています。一体どこへ向っているのでしょうか。

ベンチプレスは「マインドフルネス瞑想」だった

毎日のように試行錯誤を繰り返す中でわかったのは、ベンチプレスは単なる力自慢ではなく、極めてテクニカルな競技だということです。そして、このテクニックの追求こそが、一種の「瞑想」のような効果をもたらしてくれることに気づきました。

フォームを作る際、意識は身体の隅々にまで巡ります。
「バーの握りは適切か」「重量がしっかり骨に乗っているか」「胸は張れているか」「肩甲骨は寄っているか、下制しているか」「足がしっかり踏ん張れる位置にあるか」「首はベンチについているか」「頭はリラックスしているか」……。
このように、身体の末端まで細かくシステムチェックを行うことになるわけです。

そして最終的に、バーベルを挙げることのみに全神経を集中させる。
このプロセスに入ると、日常の悩みや雑念といった邪念が入り込む隙間がなくなり、精神的にとてもスッキリします。

あれ?これってまさに「マインドフルネス瞑想」なのでは?
瞑想ってどうも胡散臭い気がしていて関心がなかったのですが、まさかベンチプレスで瞑想を学ぶとは…。

筋トレは記録が重要

ベンチプレスを始めた1月は40kgを5〜6回挙げるのが精一杯でしたが、この記事を書いている6月、推定1RM(1回だけ挙げられる最大重量)が75kgに到達しました。筋トレって自身の成長を実感しやすいのが楽しいところですね。

こうした成長の楽しみを最大限味わうために必要なのは記録。
現在は、LINEボット、GAS(Google Apps Script)、そしてGemini APIを連携させた自作の管理ツールを使って記録しています。

自分用のツールでいろいろと粗もあるので単なる紹介に留めますが、今はこんな感じで運用してます。

入力1:ベンチプレス記録用ページで記録用テキストを生成。
入力2:生成したテキストをLINEボットに入力。
解析:Gemini APIが自然言語を解析し、構造化データとして抽出。
記録:GASがスプレッドシートへ自動書き込み。
コーチング:記録されたデータに基づき、Geminiから応援やアドバイスをもらう。
確認:ベンチプレス トレーニングボリューム・重量の推移グラフ で成長を振り返り。

筋トレ目的なのか瞑想目的なのか分からなくなってきたけれど、目指せ100kg!

ここまで来ると、自分が筋トレ(ボディメイク)のためにバーベルを挙げているのか、それとも頭をクリアにする瞑想のために挙げているのか、だんだん分からなくなってきました。目的と手段が完全に迷子です。

しかし、データが蓄積され、重量が更新されていく快感を知ってしまった以上、もう引き返せません。どうせなら行けるところまで行こうということで、現在の75kgの先にある大台、100kgを当面の目標に設定することにしました。自分の身体と自作AIシステムを使って、どこまでいけるか実験を続けてみようと思います。

目的はわからなくなってきていますが、ベンチプレス自体は本当に楽しいのでおすすめです。

重い物を自分の真上で扱うという行為には独特の緊張感があり、だからこそ、バーベルの上げ下げによって脳内の無駄な思考が強制終了されます。日々のストレスやモヤモヤを吹き飛ばすには、これ以上ないハックです。

皆さんも怪我には気をつけつつ、充実したベンチプレス(あるいは瞑想)ライフを!

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