いまやメジャーな文房具の一つとなった「消せるボールペン」。ペンに付いているラバー部分でこするとインクの色が消えてしまう、という仕組みになっています。
ところで、消えてしまった(消した)「消せるボールペン」のインクの色は、冷やすと色が元に戻ることをご存じでしょうか?先日、そのような話を耳にしたので実際に試してみました。
実験
実験用のメモを用意
汚い文字ですが実験用のメモを用意しました。今回使用したペンはPILOT製の「フリクションボール」です。
まず文字を消します
文字を消します。元々の色と復元した色の差異を確かめるため、「K」以外の文字を消しました。
冷凍庫で10分冷やします
冷凍庫に入れて10分ほど待ちます。
・・・
さて、どうなるでしょうか。
実験終了
インクが乾かないうちにこすってしまったので汚いですが、文字が元通りになりました。ただ、元々の色に比べて復元した色は少し薄くなっています。
話のネタにでもどうぞ
よく調べてみると、消せるボールペンのインクは60℃の熱を加えると消え、-20℃まで冷却すると色が戻るそうです。
消えたインクの色を元に戻すシチュエーションが全く思い浮かびませんが、話のネタにでも使ってあげてください。
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