私がクソブログと揶揄するブログはいくつもありますが、実は真にクソなブログというのは存在しない思っていました。クソブログにも何らかの価値は必ずあるもので、例えばイケハヤ師であれば記事はクソだけどブロガー自身がアレな感じで面白いし、その取り巻きが頓珍漢なフォローをするのも面白い。クソなんだけど、大便の中に混ざっている消化不良のコーンみたいな感じで面白いわけです。
ところが「読書で本から学ぶブログ」というブログです。もう「ひどい」としか言いようがありません。コーンすら混ざっていない人畜無害の大便。このような真のクソブログが存在するとは思いませんでした。
モヤモヤするブログ名
本題のブログの中身に触れる前に、まずブログ名に言及しておく必要があるでしょう。
「読書で本から学ぶ」という重言を用いてしまうそのセンス。タイトルに滲み出る不穏な空気。記事を読む前から読者に嫌な予感を与えます。そして、残念なことにその予感は的中していて、中身もとんでもない有様になっています。
文章力の欠如
無駄な読点
記念すべき第一号の記事を見てみましょう。
このブログでは、読書日記や、本について書いていきます。
読んで本から学んだことなどを、書いていきます。
おもしろかった本や、気になる本も、紹介したいと思います。読書を続けて、学んでいく。
その過程などを、書いていこうと思っています。
読書で本から学ぶブログ。
よろしくお願いします。
やたら短い文、無駄な読点、非常に読みづらいです。まぁ、初めての記事作成なら仕方ないよね。ところが、現時点における最新記事を見てみると…。
今日から10月です。
なんだか、もう10月という感じです。そんな感じですが、ようやく涼しくなってきましたね。
9月でも、東京は暑かったです。
そして、9月は、なんだか天気が悪い日が多かったですね。
秋の長雨なのでしょうけれど。ようやく涼しくなって、これから秋らしくなっていくのでしょう。
2014年1月から2016年10月まで902もの記事を作成したのにもかかわらず、全く成長が見られませんw
絶望的に貧弱な語彙と表現力
「読書で本から学ぶブログ」の中でもトップクラスにヤバいと思われる一節。
要約力をつける5つのメリット
1 仕事の効率や評価が上がる
2 企業の生産性が上がる
3 顧客対応能力が上がる
4 情報選別能力が磨かれる
5 コミュニケーション力が高まる要約力をつけると、こんなメリットがあるということです。
たしかに、こういったことがメリットとしてありそうです。
何より仕事で役に立ちそうというのはありますよね。
わかりやすい説明ができれば、効率も上がりそうです。
長い説明が時間がかかるというのもありますが、伝わらないことには、動きようがないので、非効率というのがあるでしょうから。
「要約力をつける5つのメリット」に対するコメントなら、もうちょっと書くことがあるだろwww
「こんなメリットがありそうです」だの「仕事で役に立ちそう」だの「効率も上がりそう」だの、紹介している本の内容をなぞるばかりで自らが提供する情報は皆無。いくらなんでも情報量が少なすぎます。
文章構成もヤバい。コレ、箇条書きですか?w 先に引用した文もそうですけど、短い文を単純に並べただけのぶつ切り文章。ブログ主の知性を一切感じさせない幼稚極まりない悪文です。
さらに、文章構成のみならずボキャブラリーの貧弱さにも戦慄します。例えば以下の記事(どの記事もヤバいけど)。
自分でやってみるというのは大切でしょう。
ただ、その前に、学んでみる。
先に、学んでから、自分でやってみる。
そうしたほうが早いでしょうし、学びも大きいというのはありますね。
自分でやると、遅いですし、わからないことも多いというのはありますよね。
まず、学んでみたほうが良いですね。
この引用文だけでなく、ぜひとも記事全文を読んでほしいです。小学3~4年までに学習した言葉しか使ってはいけない決まりでもあるんですか?w
内容空っぽのブログ主の鳴き声が記されているだけで相変わらず読む必要性が感じられませんし、読んだ後に感想が一切思い浮かばないというのもすごい。心を「無」の世界に誘う名文と言えるでしょう。
ブログ主の「考え」が見えない
もう説明するまでもないですが、読書で本から学ぶブログの記事は「簡単な本の紹介」と「内容皆無のコメント」により構成されています。紹介する本にAという内容が記されていれば「この本にはAと書いてありました。確かにAだと思います。」と言うだけ。当然のことながら「ブログ主の考え」は一切見えません。
どの記事も「~だそうです。」「そう思いました。」のオンパレード。「読書で本から学ぶ」と言う割には、このブログ主が本から何かを学んでいる気配が全くありません。というか、何も学んでいないと断言できます。その理由は以下の記事w わかりやすい文章を書くために文章力についての本を参考にしているようですが、残念ながらその成果は見られません。
文章をわかりやすく書きたい。そう思って、わかりやすい文章を書くために参考にした本10冊を紹介します。
ここまで内容がひどいと、このブログ主が読書で学べているか否かという問題以前に、そもそも本当に本を読んでいるかすら怪しくなってきます。
そして、絶望的な語彙・文章力に加え、心なき無味無臭の駄文。日本人が書いているかどうかも怪しい。どう見ても、中学生あるいは日本語学習中の外国人の文章にしか見えません。そもそも人間かどうかすら怪しい。一時期流行った検索エンジンスパムの一つであるワードサラダと言われても不思議ではありませんw
はてなブックマークも香ばしい
はてなブックマークも気持ち悪いことになってます。例えば以下のブックマーク。
はてなブックマーク – 熟読するのはなぜ大切か?『読書の技法』佐藤優 – 読書で本から学ぶブログ
はてなブックマーク – ハーバード大学も提唱する「自分の意見の作り方」3ステップ『「自分で考える力」の授業』 – 読書で本から学ぶブログ
いわゆるはてブ互助会というものでしょう。毒にも薬にもならないクソみたいなはてブコメントが連なっており、それに対してブログ主がスターをばらまいている光景を見ることができます。はてブユーザーであれば、互助会特有の異臭を感じることができるでしょう。
ブログ主はどのような人物か?
一から十までひどいブログですが強いて良い点を挙げるとするならば、ブログ主が一体どのような人物なのかが気になって仕方がないという点でしょうか。
絶望的に足りない語彙と文章力を考えると中学生にしか思えませんが、実際は何歳なのか。そもそも日本人なのか否か。
そして、絶対に語られることのない自身の体験談。書評において、本の内容と自身の体験談を織り交ぜながら論ずるのはごくごく一般的なことです。このブログにもそのような記事があってもよさそうなものですが、20~30の記事を見た限りではそのようなものは見当たりませんでした。敢えて語らないのか語れないのか、果たしてどちらが正解なのでしょうか。
ちなみに、「考えたこと」カテゴリには小中学生の日記のような駄文がまとめられています。読む価値のあるものはないですが、ブログ主を知るためのヒントが少し眠っていました。例えば以下の記事。
GWですが、私は、明日は仕事です。
飛び石だと、なんというか中途半端ですね。
今週のお題「ゴールデンウィーク2016」長く休みたい気がします。
とは言え、そうも行かないところがあるので、出勤です。
よかった。ブログ主は中学生でもなければニートでもなかったんだ!とはいえ、仕事をしているなら会話術や仕事術の本について、もう少し気の利いたコメントができるんじゃないんですかね?
10月1日を最後に更新が途絶えているのが心配ですが、また元気な駄文を見せてほしいです。よろしくお願いします。
コメント
>要約力をつけると、こんなメリットがあるということです。
>たしかに、こういったことがメリットとしてありそうです。
要約力が欠如している場合のデメリットを自身で示していくスタイル…
反面教師として分かりやすいですね…
確かに要約力・文章力の大切さを再確認させてくれますね。このブログは。
しかし、文章力やコミュニケーションに関する本を多数紹介しているにも関わらず、一体何を学んでいるのでしょうかね。ここまで酷いと紹介する本のネガティブキャンペーンとしか思えません。